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師走の夢 [歌謡教室]

随分長い時間掛かりました。A5サイズの小さな写真集なのに、1ケ月近くも編集に掛かりました。その間に季節は秋から冬に。去年の冬はエアコンの故障で大変でした。室内で毛布をかぶっていた記憶があるのですが、今年は新しいエアコンも入りホッとしています。

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2019年は思いがけない嬉しい事や、心臓が止まる程の悔しさや哀しさ等、暮らしのリズムが大きく振れて戻せない事も起きました。しかし師走になってから少し気分が変わり、もう一度自分の生き方を考え直そうかと思うようになりました。

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このブログでも何回も書きましたが、馬鹿が付くほど正直が自慢の私でしたが、その考えは他人には通用しない事がわかり、令和元年の日々は思いがけなく心乱れる日々でした。しかし今となってみれば、今後の事を考えれば丁度良いタイミングだったかもしれません。

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今は教室運営を充実する為に、歌の道に進んだことを後悔しない為に懸命に生きています。色々の苦言や暴言を受け、この歳を重ねた身体にはとても堪えました。2カ月ほど胃痛や腹痛に悩みました。しかし考え方を変え、重荷を下ろしたら、心も体もすっきりです。

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そのおかげで、劇的に見えなかった物が見えて来て、気が付かなかった事が気が付き、引き出しにしまい込んだ沢山の知恵を再利用しています。教室運営も6年目、去る人来る人色々あります。しかし失敗も裏切りも大きな財産です。同じことを繰り返さないためにも、自分スタイルを徹底し、ブレない自分にしたいと思います。されど仲良き…の境地です。






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見付かった花伝書 [歌謡教室]

母の和ダンス。外側は欅、中は総桐のタンスです。母の着物も沢山あったのですが、今は思い出の品だけに。9月は色々あったけれど、結句は収まる処に収まったようです。

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今回、恩師の発表会にゲストとして参加させて頂いた事は一生の宝です。歌う私をじっと見つめる人、拍手を送って下さる方々、ご祝儀も頂きました。今回、私は思い切ってステージで動きました。越路吹雪さんや倍賞千恵子さん、往年のスターたちが踊ったように、歌の意味を、ほとばしる感情を体で表現しました。その結果少しですが聞かせられる歌になった気がします。沢山の方から『小江戸桜』とてもいい曲だと仰って頂けました。

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そして昨日、先ほどのタンスになかから和紙で作った紙袋を見つけました。中を調べてみると、華道のお免状などが入っています。私が20歳から23歳まで通った池坊お茶の水学院。いまは学校はありませんが、池の坊の連絡先が分かりいろいろ伺ってみました。

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今回、この生け花を何かに使おうと思っているのです。生け込み(生け花を作成してゆく工程)だけでも華やかなデモンストレーションになりますし、歌とお花とお点前(茶道)とのコラボも面白いのではと考えています。勿論、独りでは出来ませんが。窮すれは通ず。母がよく言った言葉です。教室経営6年目、CDデビュー、歌手デビューして10年目、教室開設6年目の秋です。



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天女のように [歌謡教室]

歌謡教室を開いて5年の歳月が経ちました。教室は音楽スタジオとして造られていますので音響抜群です。この部屋でどのくらいの歌を歌ったかは覚えてはいませんが、生徒さんが上級者、初心者に関わらず一緒に歌う機会が多く、最近は少し疲れます。

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大変ではありますが、一緒に歌ってよい事も多いのです。私自身の声の色とかブレスの状態など、独りで歌う時よりはっきりと感じ取れるから不思議です。勿論声楽家ではありませんから理論には強い訳ではありません。しかし、いろいろな声を聴き、それを聞き分けていますので、最近では生徒さんの声の出す場所が少しづつ見えて来ました。

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その結果、むやみに大声を出さずして肝心の時に即座に出す技を指導できるようにもなりました。勿論『言うは易く行い難し』ではありますが、この変化をもって私自身の歌への想いはさらに深くなった気がします。

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晩年になってから得た天職です何処まで行けるかは “神のみぞ知る” です。しかし最近、何かが吹っ切れたように心が軽くなり体の動きが安定してきたので少しだけ安心しています。生徒さんにも『天女のようにね!』と緊張した体が行く道を示す呪文を唱えています(笑)

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漸くですが此処まで来られたのは呼吸法によるような気がします。不安材料の多い黄昏の日々ではありますが、天女のようにしなやかに舞い歌う事で、体中の細胞が生き生きしてきたのだと嬉しく思っています。


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